ボネクタ・カンタンネット献金で広がる支援の輪 ネット献金を活用した地方選挙の新しいかたち
大洲市議会議員
菊地けんたさん
編集部:
ボネクタとカンタンネット献金を使ったきっかけを教えてください。
菊地氏:
きっかけは、YouTubeで発信を続けていたところ、「応援したい」「献金したい」という声を市外の方からいただいたことでした。
ただ、政治献金では寄付者の氏名や住所などの情報を正確かつ適正に管理する必要があり、個人対応では難しいと感じていました。
そこで、献金情報の一元管理が可能で、かつ政治資金収支報告に対応したサービスを探したところ、ボネクタのオプション機能である『カンタンネット献金』を見つけました。
ボネクタは、SNSやYouTubeなど複数の発信チャネルを集約できる点も魅力で、情報発信と資金管理を統合的に運用できると感じ、導入を決めました。
現在は当選後の収支報告書を作成していますが、管理画面でデータを整理できるおかげで、集計作業が非常にスムーズに進んでいます。
編集部:
ネット献金のご活用で、どのような成果が得られましたか?
菊地氏:
およそ100人の方から、合計120万円ほどの寄付をいただきました。
その大半は市外の方々で、ネット上での私の活動を知り、応援してくださった方々です。「地方から挑戦している若者を応援したい」というメッセージを添えて寄付をいただきました。
改めて、ボネクタを通じて全国の支援者と繋がることができたことを実感しています。
編集部:
カンタンネット献金の使い勝手やシステムへの評価として、特に優れていると感じた機能は?
菊地氏:
まず、献金情報を一元的に管理できる点が非常に助かりました。
寄付者の氏名、住所、入金履歴などが自動で整理され、収支報告書の作成時にそのまま活用できるデータ形式で出力できるのが最大のメリットです。従来のように個別口座の振込確認やメールチェックを通じて台帳を作成する必要がなくなり、作業時間を大幅に短縮できました。また、政治資金規正法に沿った形式で情報管理が行えるため、法務的な安心感もあります。
さらに、クレジットカード献金に対応している点も、支援者の方々にとって大きなメリットになったと考えています。キャッシュレス決済が一般化している今、カード決済に対応していることで寄付の心理的ハードルを下げて、結果的に支援の裾野が広がったと思います。
献金があるとメールで通知が届き、応援メッセージを確認できるのも励みになります。
編集部:
ITに詳しくないとボネクタ・カンタンネット献金の利用は難しいでしょうか?
菊地氏:
普段からインターネットやSNSを使っている方であれば、問題なく利用できると思います。操作の流れがシンプルで、画面の案内に沿って進めるだけで設定や投稿の連携が完了します。
私はITの分野で仕事をしてきましたが、専門的な知識がなくても扱えるように設計されていると感じました。
政治活動では限られた時間の中で発信や管理を行う必要があるので、手間をかけずに運用できる仕組みはありがたいですね。
編集部:
ボネクタの活用において、菊地様が最大の強みと感じた点は何でしたか?
菊地氏:
最も便利だと感じたのは、SNSで発信した情報がボネクタに自動的に集約される機能です。InstagramやFacebookなど、各SNSに投稿した内容がボネクタ上に反映され、自分の発信を一箇所に整理できます。SNSごとに閲覧層が異なりますが、ボネクタに集約されることで、多様な層の支持者に活動を認知してもらえる“情報の拠点”になると感じました。
また、YouTube動画をボネクタに掲載できることも便利でした。
私は、数ある動画の中から「特にこの動画は多くの人に見ていただきたい」というコンテンツを選定し、ボネクタに掲載していました。そうすることで、自分の考えや活動をわかりやすくまとめて見せることができたと思います。
地方議員選挙では「SNSは票にならない」と言われることもありますが、活動の透明性を示す上で欠かせないツールとなりました。
編集部:
実際の選挙戦を通じて、どのような手応えを感じられましたか?
菊地氏:
今回の大洲市議選は当落線上の差が10票ほどという接戦でした。
地方では選挙そのものが行われない地域もありますが、地道に活動を継続すれば結果に結びつくことを実感しました。
「がんばれば地方から日本を変えられる」のが地方議員の良さで、そうした志を持つ人々を応援してくださる方は、全国にいらっしゃると感じています。
ボネクタは、そうした支援の思いを“形にする”ための有効なプラットフォームだと思います。
編集部:
カンタンネット献金を効果的に活用する上でのポイントや秘訣があれば教えてください。
菊地氏:
ネットで継続的に活動を発信した結果、私の活動を知った方が増えて、献金しやすい仕組みと相まって、多くの方からの献金の支援を受けることができました。
ただ、一般の候補者がいきなりネット献金を集めるのは簡単ではありません。一方で、SNSなどで知名度や支持基盤を構築している方にとっては、非常に効果的なツールになるはずです。
お金に関わることですので、前面に出しすぎることはマイナスに捉えられかねませんが、「真に応援してくださる方々に届くように」という配慮をもって発信すれば、自然と支援の輪は拡大していくのではないでしょうか。
結果発表をライブで配信した際も多くの方に見ていただき、盛り上がりを感じました。寄付の額以上に、「応援の可視化」ができたことがこの取り組みの最大の意義であったと考えています。
編集部:
今後もボネクタを活用される予定ですか?
菊地氏:
はい。今後も継続して使いたいと考えています。
献金の管理だけでなく、SNSとの連携によって活動を発信できる点が便利です。今後の地方選挙でも、ボネクタのようなプラットフォームが支援の形を変えていくと思います。
2025.09.19 取材