街中にある公営掲示板には、自分たちで選挙ポスターを貼る必要があります。
立候補の届出後、掲示板番号が確定したらすぐに貼れるよう、あらかじめ選挙ポスターを貼る道具をまとめたりマニュアルを確認したりしておくことが大切です。
本記事では「選挙ポスターを貼るコツ」を紹介します。
告示日の午前中には選挙ポスター貼りを完了できるよう、事前に確認しておいてください。
※本記事は、選挙プランナー松田馨氏の著書『地方選挙必勝の手引(増補改訂版)』(2022年9月30日発刊)の内容を、許可を得たうえで使用・引用しております。
選挙ポスター貼りのコツ
街中に設置された公営掲示板には、自分たちで選挙ポスターを貼らなければなりません。
立候補予定者説明会で選管から配布された地図をもとに、支持者の皆さんと手分けして選挙ポスターを貼りましょう。
地域にもよりますが、車1台に2人1組でチームを組んでいただき、1組につき約20〜100枚程度を貼る計算で体制を組むのが一般的です。
出陣式を朝に行う場合は、出陣式に参加していただいてからポスター貼りに出ていただく場合もあります。
選挙業界では、組織がしっかりしているというアピールになるので「早く貼れるほど良い」と言われています。
しかし、それほど気にする必要はないでしょう。
選挙区によって掲示板の数が違いますので一概には言えませんが、午前中に貼り切ることを 1 つの目標とし、少なくとも告示日中に貼り終わることができれば問題ありません。
都道府県知事選挙では、掲示板の数が何千枚という場合もあります。
選挙ポスターの掲示は単純労務として費用を支払えるので、バイク便や郵送業者に依頼する陣営もあります。
告示前に必要な資材一式を紙袋などにまとめた「選挙ポスター貼りセット」を準備して、各チームに事前に渡しておきましょう。
届出が完了して掲示板の番号が確定したらすぐに連絡できるように、LINEなどで連絡網をつくっておくのがおすすめです。
なお連絡する際は、掲示板番号の伝達ミスがないよう十分注意しましょう。
「選挙ポスターの貼り方についてのマニュアル(ユポタック版)」もご活用ください。
選挙ポスター貼りセット
- 1チームに20〜100枚+予備数枚
- 掲示板の地図
- ゴミ袋(ユポタックの場合)
- 画鋲(ユポの場合)
- 雑巾(雨の場合は複数枚必要)
- 貼り方のマニュアル
貼り方のマニュアルの一例
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