多くの人にあなたの顔と名前を覚えてもらうためには、交通量の多い交差点に立つ「辻立ち(交差点立ち)」が効果的です。
特に乗降客数の多い駅がない地域では、駅立ちよりも辻立ちのほうが効果を期待できることがあります。
そこで本記事では、「辻立ち」をより効果的にするためのポイントについて解説します。
最後には辻立ちのポイントをまとめましたので、実際に辻立ちを行う際にお役立てください。
※本記事は、選挙プランナー松田馨氏の著書『地方選挙必勝の手引(増補改訂版)』(2022年9月30日発刊)の内容を、許可を得たうえで使用・引用しております。
辻立ち(交差点立ち)を効果的にする3つのポイント
辻立ちを効果的なものにするポイントは以下の3つです。
- 地域の有権者が利用する交差点を選ぶ
- PRグッズを活用する
- メリハリのある活動をする
それぞれ説明します。
ポイント①:地域の有権者が利用する交差点を選ぶ
乗降客数の多い駅がない地域では、朝や夕方の通勤時間帯に交通量の多い交差点に立つのが効果的です。
この場合も事前に下調べをした上で、複数の場所・時間帯で現地調査を行いましょう。
車の場合は、その地域の有権者かどうかの判断が難しいところがあります。
実際に地元の人たちにも聞き取りをし、有権者の利用が多い交差点に立つようにしましょう。
ポイント②:PRグッズを活用する
たすきやのぼりといったPRグッズをしっかりと準備し、少しでも運転者や通行人の目に留まるようにアピールすることが重要です。
街頭で少しでも目立つように、通常のサイズよりも大きなのぼり(ジャンボのぼり)を作成するのもおすすめです。
ポイント③:メリハリのある活動をする
時間帯にもよりますが、信号で車が停まっているタイミングに街頭演説をし、車が流れているときは手振りでのあいさつに留めるといったメリハリをつけた活動が効果的です。
交差点に立つと、車の排気ガスで喉を痛めてしまう方もいらっしゃいます。
地声であまり大きな声を出さないように注意し、終わった後はうがいをするなど体調管理にも気を配りましょう。
辻立ち(交差点立ち)についてのまとめ
- まずは下調べをする(交差点)
- 朝・夕の通勤時間帯に立つ
- 効率の良い場所と時間帯を把握する
- 身だしなみを整える
- PRグッズを忘れずに(たすき、政治活動用ビラ、のぼり旗)
- 街頭演説は信号停止時のみ行うなどメリハリをつける
- 喉を痛めないように注意する
- 週に1回は同じ場所に立つ
- 辻立ち(交差点立ち)をした際の記録(交通量、反応など)をとる(→選挙カーのルート作成に役立てる)
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